AKIベエの
アニメ原作コミックス・小説の部屋



懐かしのコミックス
アニメ原作以外のAKI の想い出のコミックスを紹介しています。


コクリコ坂から
作画 高橋千鶴 原作 佐山哲郎
講談社KCなかよし
昭和55年 初版

 2011年のジブリ作品という情報を見て、「そういえば持っていたなぁ」と思い、探し出しました。
 読んだ当時はあまり印象に残らず、同じ作者の「メグ」シリーズの方が好きでした。

 原作は佐山哲郎、表紙には何故か名前が載っていません。原作が男性ということで、高橋千鶴の他の作品とは印象が違っています。

 内容は海で遭難した父を待つ16歳の少女のお話です。船乗りだった父が生きていると信じて、毎朝父の集めた国旗を掲揚する「海」は高校1年。母が外国へ行っている間、妹、弟の面倒をみながら下宿の切り盛りもしています。
 高校生活では生徒会闘争に巻き込まれたり、不良っぽい男の子との恋があったりと、当時の時代を感じさせる少女漫画です。

 コクリコとはフランス語でひなげしのことです。「海」の家はコクリコの咲いている坂の上にある、古い洋館で、そこからは港が見え、横浜が舞台だと思われます。

 解説にハッピーコメディーとありますが、テーマは少々重く、低年齢層の「なかよし」連載とは思えない内容です。あまりヒットしなかったのがわかるような気がします。
 第2巻に併録されている2編「ばくばくかばんと可愛ちゃん」「ルーディの誕生日」が作者らしいです。ちなみに「ルーディ」は作者のデビュー作。

 「耳をすませば」同様、ジブリはあまり知られていない少女漫画を原作に持ってきました。今回も原作として復刻され、ある程度は売れるのでしょうか。
 高橋千鶴子が好きで、他の作品も全部そろえた私としては、「コクリコ」以外の作品も見直してもらいたいです。



2011.01


懐かしのコミックス過去ログ
表以前のものはログ取ってませんでした。
2004.11 結婚の条件/忠津陽子
2005. 1 魔太郎がくる!/藤子不二雄
2005. 2 マスクマン0/小池一雄、小畑しゅんじ
2005. 4 紫電改のタカ/ちばてつや
2005. 5 どんテン大将/つのだじろう
2005. 6 パンと懐剣/神坂智子
2005.11 フォステーヌ/原ちえこ
2005.11 はるかなる風と光/美内すずえ
2006. 3 男の条件/梶原一騎、川崎のぼる
2006. 8 サテライトの虹/秋吉薫、加藤唯史
2007. 6 少女マリ/永島慎二
2007. 8 愛と死の砂時計/和田慎二
2008. 3 青の6号/小沢さとる
2008. 4 ふたりと5人/吾妻ひでお
2008. 6 セーラーブルーの青春/酒井美羽
2008. 8 やけっぱちのマリア/手塚治虫
2009. 3 ガラスの城/わたなべまさこ
2009.12 花詩集/せがわ真子
2010.11 ピクニック、雨(樹村みのり初期短編集)/樹村みのり




前口上(≧▽≦)ゝ

私(AKI )とモグベエさんの所有しているコミックスの中から紹介しています。
AKIベエの所蔵コミックスは約1万冊!(@@;) 40年近い前からのコレクションです。
その中からアニメ化されたものや、アニメのコミカライズ本を集めてみました。\(^∇^)/
リストは昭和限定で年代順になっています。中にはレアものがあるかも。(☆^ー゜)v

まだまだ未完成ですが少しずつアップしていきます。これが読みたい!という人は
自宅まで遊びに来てね。でも発掘するのが大変(爆)

(AKI )
 小学生の時に入院した際に母が買って来たのが、ちばてつやの「紫電改のタカ」。それまで雑誌形式のコミックは買ってもらっていたが、新書版は初めてだった。
 それからは買い食いもせず、プラモも神社の境内で作らなくなり、小遣いはほとんどマンガ本に費やすことになってしまった。漫画雑誌には見向きもせずほとんど単行本のみの購入。おかげで現在も捨てずに全部残っている。

 テレビ漫画も好きだった。原作をチェックして買うようにしたり、持っているものが偶然アニメ化されたものも多数。少年漫画、少女漫画区別なく購入していた。まあ、よほど趣味に合わないものは購入していないけど・・・。
 就職してからは月に20冊になることもざら。それと古書店めぐりと。しかし最近はさすがに新刊購入は少ない。

 置き場所の確保も難しく、部屋の本棚の他には納屋1件がコミックスのダンボールで埋まっている状態。冊数も4年ほど前から数えておらず推定で1万冊・・・。他にも日本文学体系108冊や世界文学全集88冊(これもこずかいを削って毎月購入し続けた)が棚にいっぱい。少年少女版世界文学全集30冊もかなり場所を食っている。さらに百科事典、看護医療関係の専門書、艦船資料、図面集など、本だらけの家になっている。

 モグベエさんが嫁入り道具で持ってきたコミックスを含めるとどれだけになるのやら。手塚治虫全集はだぶるわ、他にも多数ダブっている始末。これから全部読み返すとなると一生かけても読めない数である。

 ということで下にあげたものは蔵書のほんの一部で、完全リストの必要性を感じている。以前はワープロフロッピーに登録していたのだが、間違えて初期化してしまっている。
 かつて購入したものは頭の中で把握しているつもりだが、数十年前のものは記憶が怪しい。天井まで積み上げたダンボールを眺めてため息・・・。
 一度、全部本棚に並べてみたいと思う今日この頃であった。

追記
 2007年、自宅の増築、書斎の新築に伴い、ほとんどの本が書棚に納まりました。これで見やすくなったと一安心。なんと8段の幅90センチ〜150センチのコミック専用書棚が15台になりました。それでも入りきらない本はダンボール10数箱…。この様子はいずれ公開したいと思いますが。
 「もう二度と読まないな」と思う本もあり、古本屋へ売却も考えています。モグベエも「わたしは絶対、一生かかっても読めないわよ」と宣言。



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