青の6号 小沢さとる 著 秋田サンデーコミックス 全3巻 昭和42年 |
小沢さとるの海洋物です。同じ海洋物でも「サブマリン707」の方が有名だと思いますが、AKIはこちらを先に購入しました。「サブマリン707」は全6巻で、3冊の方が買いやすかったという理由もあります。 初版は昭和42年ですが、AKIの購入したものは47年の重版です。定価は240円。1・2巻だけ購入したあと3巻が見つからず、1年後に母の実家の新潟の書店で第3巻を購入しました。今では考えられない悠長な購入の仕方です。それまでは1・2巻を何度も読み直し続きを想像したものでした。まだAKIが小学生のころの話です。 海底にある青の本局の門番ロボット「ノボ」(第2巻の表紙のイラスト)がなんとも愛嬌があり、かわいかったです。最新鋭潜水艦の活躍や戦艦大和が登場したりと、少年の心をわくわくさせる話でした。 疑問に思うのは第3巻でコーバック号に助けられたはずの早田副長がいつの間にかマラコット号に乗っていることです。コミック史上?有名なミスのようです。これは内容がコミック収録時にカットされたためのミスかと思っていたら、どうも連載時からの作者の勘違いらしいです。後年出版された復刻版ではどうなっているのでしょうか? 余談ですが同じ作者の「サブマリン707」を購入したのはこれよりかなり後になってからのことです。 |