DISC 7
 
キックの鬼(昭和45年10月)〜新オバケのQ太郎(昭和46年9月)




084 キックの鬼 '70.10. 2〜'71. 3.26 全26話
01 キックの鬼
02 キックのあけぼの
OP
ED
沢村 忠、少年少女合唱団みずうみ、ナレーション/石原 良
沢村 忠
作詞 野口 修 作編曲 小林亜星
作詞 梶原一騎 作編曲 小林亜星
085 いじわるばあさん '70.10.3〜'71.8.18 全38回(全76話) ※第39回は未放映
03 さすらいの“いじわるゲリラ” ED サトー・ベベ 作詞作曲 南雲修治 編曲 利根常昭
086 いなかっぺ大将 '70.10. 4〜'72. 9.24 全104回(全208話)  原作コミックスへ
04 大ちゃん数え唄
05 いなかっぺ大将
06 ニャンコ先生のお説教ぶし
07 西一のイビリ節
OP
ED
吉田よしみ
吉田よしみ
愛川欣也
八代 駿
原案 川崎のぼる 作詞 石本美由起 作曲 市川昭介
作詞 石本美由起 作曲 市川昭介
作詞 石本美由起 作曲 市川昭介
作詞 石本美由起 作曲 市川昭介
087 のらくろ '70.10. 5〜'71. 3.29 全28回(全52話)
08 しっぽはぐぐんと
09 アイアイミコちゃん
10 どこからぼくは
OP
ED1
ED2
大山のぶ代、セリフ/雨森雅司
天地総子、セリフ/大山のぶ代、松尾佳子
天地総子
作詞 やなせたかし 作曲 山下毅雄
088 魔法のマコちゃん '70.11. 2〜'71. 9.27 全48話
11 魔法のマコちゃん
12 ボクはマコについてゆく
OP
ED
堀江美都子
堀江美都子、コロムビア・メール・ハーモニー
作詞作曲 渡辺岳夫
089 カバトット '71. 1. 1〜'72. 9.30 全560話
13 カバトットのサンバ
14 カバトット
OP
加世田直人、コロムビアメールハーモニー
面高陽子、ザ・モンジュ
作詞 丘灯至夫 作曲 水上 勉 編曲 甲斐靖文
作詞 丘灯至夫 作編曲 和田香苗
090 アンデルセン物語 '71. 1. 3〜'71..12.26 全52話
15 ミスター・アンデルセン
16 キャンティのうた
17 ズッコのうた
18 ナイチンゲールのうた
19 マルコの子守歌
OP
ED1
ED2
桜井妙子、ヤングフレッシュ
増山江威子、ヤングフレッシュ
山田康雄、ヤングフレッシュ
平井道子
増山江威子
作詞 井上ひさし、山元護久 作編曲 宇野誠一郎
作詞 井上ひさし、山元護久 作編曲 宇野誠一郎
作詞 井上ひさし、山元護久 作編曲 宇野誠一郎
作詞 宇野誠一郎 作編曲 宇野誠一郎
作詞 宇野誠一郎 作編曲 宇野誠一郎
091 珍豪ムチャ兵衛 '71. 2.15〜'71. 3.22 全26回(全49話)
20 珍豪ムチャ兵衛 ※
21 ボケ丸子守歌 ※
OP
ED
熊倉一雄 作詞 東京ムービー企画部 作編曲 広瀬健次郎
092 アニメンタリー決断 '71. 4. 3〜'71. 9.25 全26話
22 決 断
23 男ぶし
OP
ED
幹 和之、コロムビア男声合唱団、ナレーション/浦野 光
コロムビア男声合唱団
作詞 丘灯至夫 作曲 古関裕而 編曲 甲斐靖文
作詞 丘灯至夫 作曲 古関裕而 編曲 高原 哲
093 さすらいの太陽 '71. 4. 8〜'71. 9.30 全26話 原作コミックスへ
24 さすらいの太陽
25 鎖
26 あなたに選ばれて
27 心のうた
28 心のうた※
OP


ED1
ED2
スリーグレイセス、ボーカルショップ
藤山ジュンコ
藤山ジュンコ
堀江美都子
藤山ジュンコ
作詞 三条たかし 作曲 いずみたく
作詞 山上路夫 作曲 いずみたく 編曲 大柿 隆
作詞 山上路夫 作曲 いずみたく 編曲 大柿 隆
作詞 三条たかし 作曲 いずみたく
作詞 三条たかし 作曲 いずみたく
094 新オバケのQ太郎 '71.9. 1〜'72.12.27 全70回(全135話)
29 オバケのQ太郎
30 オバQえかきうた
OP
ED
堀 絢子、ニューロイヤル
ザ・グリンピース
作詞 東京ムービー企画部 作編曲 山本直純


曲目解説
キックの鬼
 主人公、沢村忠みずから歌っています。これがなかなかうまいです。うーん空手バカ一代も本人に歌ってほしかった…(爆)冒頭にナレーションを追加しています。「これはキックボクシングに熱い青春の血のすべてをたたきつけたキックの王者、沢村忠の花と嵐の物語である。」ナレーション部は実写が流れました。
いじわるばあさん
 お笑いタレントの高松しげおがいじわるばあさんの声を演じることで話題になりました。
 OP「いじわるマーチ」はレコード化されていません。「さすらいのいじわるゲリラ」もEDとなっていますが、テレビバージョンとは違っているそうです。再放送もなく、当時の映像も公開されない?ので確認できません。当時見ていたのでなんとなく覚えているのですが。長谷川町子原作なので、映像、画像ともに規制があるようです。
いなかっぺ大将
大ちゃん数え唄
 演歌の天童よしみが少女時代に初めてソロレコーディングした曲です。今でも時々歌ってくれるのでうれしい限りです。
 冒頭の効果音は2バージョンあり、歌部分の映像違いも数種類あるようです。全集では初期バージョンのとんびの鳴き声をミキシングしてあります。他に冒頭に大ちゃんの掛け声が入り曲間にやニャンコ先生の合いの手が入る夏祭りバージョンもありました。

いなかっぺ大将
 ED曲が作品タイトルという珍しい例です。

ニャンコ先生のお説教ぶし
 「いなかっぺ大将」の挿入歌は未CD化が多く、CD化はコロムビアのメモリアル2に収録されている「大ちゃん音頭」のみです。この曲も本編でよく流れたものですが、残念ながら未CD化※です。ニャンコ先生役の愛川欣也が歌っています。「コ〜レ、コレ、だいじゃえぼん…♪」

西一のイビリ節
 大ちゃんのライバルの西一(はじめ)はいじめ役の代表キャラクター。関西弁が特徴で、モグベエは関西弁がトラウマになったそうです。この歌は西一役の八代駿が歌う名曲です。八代さんと言えばほかに「トムとジェリー」のトム役や「ロッキーチャック」のカケスのサミー役で有名ですが、惜しくも2003年に他界されています。
 ※アルバム「わしはいなかっぺ大将だス!」は2005年コロムビアからCD化されました。
のらくろ
しっぽはぐぐんと
 テレビとレコードでは冒頭のラッパのメロディーが違います。テレビでは突撃ラッパ、レコードは起床ラッパです。「のらくろ、キョロキョロするな!」はブル連隊長(雨森雅司)のセリフ。

アイアイミコちゃん
 ミコちゃんはアニメオリジナルキャラクターで、プードル?がモデルのようです。従軍看護婦で、猛犬連隊全体のアイドルです。のらくろとミコの会話がちょっと危ない内容です。取り方を間違えば18禁ものですね。のらくろは発情期のようです。作詞のやなせ先生もやるものです。

どこからぼくは
 これも「アイアイミコちゃん」とB面に同時収録です。ED映像は「エイケン主題歌集」DVDにも収録されていませんが、音声は残っているようです。AKI の記憶では「アイアイミコちゃん」の映像の使い回しだったように思います。
魔法のマコちゃん
魔法のマコちゃん
 渡辺岳夫の作詞になっていますが、実は違うようです。当時「だって女の子なんですもの。わかってーぇ」というセリフが流行りました。しかし、このミッチのセリフはあまり色っぽくありませんね。

ボクはマコについてゆく
 テレビバージョンは驚くほどテンポが速いです。レコードの倍くらいあるかと思うくらいの速さです。やぁーねー、もう!
カバトット
カバトットのサンバ
 5分番組だったのでOPも短くなっていました。1コーラスだけ流れましたが、フルコーラスも同じメロディーを繰り返しているだけです。
アンデルセン物語
ミスター・アンデルセン
 
カルピス劇場の冠曲は未発見なのでつけられませんでした。※ 当時の記憶ではファンファーレのような曲だったと思います。冠がソフト化されていないのは「アンデルセン」「ロッキーチャック」「ハイジ」です。今後の発掘に期待します。桜井妙子と堀江美都子がオーディションで争ったのは有名な話です。

 ※今回(2005年)のDVD化にあたり初めて「カルピス劇場」の冠が収録されました。聴いてみると記憶通りでした。再放送では流れていないので実に23年ぶりに聴いたことになります。この全集にも改訂版として冠曲を収録してあります。

キャンティのうた
 
キャンティ役の増山江威子が歌っていますが、名曲です。レコードは録音レベルが大きく、音が少し割れているようです。TVとはずいぶん歌い方が違います。

ズッコのうた
 
「キャンティのうた」と週代わりで交代で流れました。ズッコ役の山田康雄が歌っていますが、ルパン役の方が有名かもしれません。TVでは「ズックズッコ・ズ!」で終わりますがレコードでは演奏を繰り返しています。間奏に「ララー」とスキャットが入るのが面白いです。

ナイチンゲールのうた 他

 
「アンデルセン物語」はミュージカル仕立てが多く、各話のテーマソングも多く流れました。ほとんどがレコード化されていますが、未CD化が多く、レアです。当時は番組を見て、口ずさんでいたものです。
 「ナイチンゲールを歌っている」平井道子はヒロイン役を多く演じており、他の挿入歌も多く歌っています。後年では低音になってしまいましたが、サリーちゃんのような甲高いかわいい歌声が聴けます。

※「アンデルセン物語」の挿入歌は2004年にすべてCD化されました。
珍豪ムチャ兵衛
 OP.EDとも当時はレコードはでませんでした。フルコーラスのテープが残っていて、1987年のソニー「懐かしのTVアニメテーマ大全集」でようやくOPがレコード化されました。EDはその後、東芝の「アニメ大全」CDに収録されました。
アニメンタリー決断
 アニメとドキュメンタリーを合わせてアニメンタリーとタイトルにつけています。マンガなどにも戦記シリーズが多かった時代です。AKI はこの番組で太平洋戦争を勉強したといっていいでしょう。他にアメリカのモーパック隊撮影の「秘録太平洋戦争」という実録番組も見ていました。
 この当時は艦船模型をいくつか作っていましたが、この番組後すぐにウォーターラインシリーズという艦船模型シリーズが発売となり、AKI の艦船熱はますますエスカレートしていくのでした。友達と作った船を交換したり、出来を話し合ったりと楽しい時代でした。

決断

 冒頭にナレーション、爆発音で曲が始まります。このナレーションが格好よくて当時、戦記ものにはまってしまいました。「人生でもっとも貴重な瞬間。それは決断の時である…」 OP映像は今見ても考証がしっかりしていて戦艦 比叡が正確に描かれているので驚きました。
 作曲は「露営の歌」などの軍歌を作った小関裕而です。この曲はまさに軍歌です。
さすらいの太陽
さすらいの太陽
 冒頭に効果音と矢島正明のナレーションを収録してあります。「もしもあなたが生まれた時によその子供と取り替えられたら・・・」本放送では初期に流れたものです。ナレーション後半に流れるギター曲は「心のうた」のアレンジ。いずみたくらしいコードの取り方です。スリーグレイセス、ボーカルショップ歌唱のこの歌はアニメ史上でも名曲となっています。
 堀江美都子が同じ伴奏で歌うバージョンがありますが、「堀江美都子歌のあゆみ」に収録されています。


鎖/あなたに選ばれて
 本編18話、19話で,主人公のぞみが横浜のクラブLADY TADYで歌ったオリジナル曲です。「さすらいの太陽」オリジナル曲ではオープニング、エンディングを除いて唯一レコード化されたものです。「鎖」はCD化されましたが、B面「あなたに選ばれて」は未CD化のレア曲。2曲とも藤山ジュンコのパンチのあるハスキーがかった低音の歌声が聴けます。曲間の掛け声は和田アキコを彷彿とさせます。藤山ジュンコは歌はともかく声優としてはあまり上手ではなかった気がします。

心のうた
 エンディングクレジットでは「心の唄」になっています。堀江美都子の歌唱ですが、途中でヒロインのぞみ役の藤山ジュンコの歌唱が何話か流れました。クレジットは堀江美都子のままでした。本編でものぞみのデビュー曲として流れました。「虫プロ主題歌集」LDやCDでは藤山版が収録されています。
 藤山ジュンコ版フルコーラスは朝日ソノラマの初期盤のみで聴けます。ずっと未CD化でしたが、2004年のDVD化で特典として収録されました。AKI もDVD-BOX化にあたりレコードジャケットなどの資料協力をしています。ぜひファンは購入していただきたいと思います。
新オバケのQ太郎
オバケのQ太郎
 以前のCD化では曲名が「新オバケのQ太郎」ですが、レコードの中ジャケットは「オバケのQ太郎」と表記してあります。最近リリースされた「昭和キッズ」の表記もそうなっています。

オパQえかきうた
 藤子ものはなぜかお決まりで絵かき歌があります。TVでは2コーラスしか流れませんでしたが、「Q太郎」「O次郎」のほかに「P子」「ドロンパ」もあります。ジャケットには書き方が載っていますが、「振付つき」と書いてあります。



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